WEリーグ、新潟レディースのFW児野楓香(26)が復帰後“第1号弾”を狙う。7~24日まで行われた沖縄・大阪キャンプから戻り、2日間のオフを挟んだ27日から聖籠町で練習を再開。1月14日INAC神戸との皇后杯準々決勝(0-2)で約1年ぶりに戦列に戻ってきたストライカーは「試合に出れば1点でも取りたい」とゴールに飢えている。

昨季は度重なるけがに悩まされた。練習に合流をしては、違う箇所を負傷し、途中離脱を繰り返した。苦悩のシーズンを知るからこそ、今キャンプでは「けがなく乗り切る」をテーマに掲げ、完走した。「午前練だったので、そこで集中して出し切るじゃないけど、自分はへたくそなんで、1日1日を大事にして。1日で何個かの目標を持ってチャレンジできた」と充実したキャンプに、表情を緩めた。

研ぎ澄まされた得点への嗅覚で相手の脅威となる。沖縄キャンプで行われたFC琉球カーサ・アレ(40分×2、5-0)と三菱重工浦和(30分×3、2-3)の2試合に出場し、それぞれの試合で1得点を奪った。27日のゲーム形式でも2得点を挙げるなど、広島(3月3日、Eピース)とのリーグ再開戦に向け、好調をキープする。「(状態は)分かんないけど、練習でも試合でもFWなので、1点は入れたいし、(出場)時間が短くても点を取っていきたい」。復活したエゴイストが、果敢にゴールに迫る。【大島享也】