WEリーグ新潟レディースのDF三浦紗津紀(27)が、無失点で連勝に導く。

中2日で迎える今日21日のホーム長野戦に備え、試合前日の20日は聖籠町で最終調整した。3月に7試合あった過密日程をフル出場で乗り切り、前々節14日からの2連戦もピッチを駆け抜けたDFリーダーは「もちろん体はきついけど(3月に)5連戦した自信はあるので、いけるはいける」とタフネスぶりを披露。丈夫な体でゴールを死守する。

“鉄人”たるゆえんは試合後に秘訣(ひけつ)があった。疲労回復効果があるゲルマニウムウオーターを欠かさず飲むことに加え、疲労が蓄積されたゲームの後には、白米と肉をたくさん食べると言う。特に勝利した際は「焼き肉を食べるんですけども」と笑顔を見せ「回復して、いいサイクルに回せるかなと」。勝利の「ご褒美」を心身に与えて連戦を戦い抜いてきた。

3連戦の最終戦。長野を「攻撃のバリエーションが豊富」と警戒しつつ「自分たちのサッカーをできればいい。相手に合わせず、圧倒したい」。首位三菱重工浦和との勝ち点差は9。タイトル獲得に向け、もう1戦も落とせない。勝ち点3だけを求め、また焼き肉を食べに行く。【大島享也】