J2清水エスパルスと藤枝MYFCの県勢対決が8日、清水の本拠地アイスタで行われる。清水はここまで8得点を挙げているFW北川航也(27)が4戦ぶりのゴールを宣言。藤枝は直近2戦3発と好調のFW矢村健(26)が3試合連続ゴールを誓った。ともに、今季はチーム最多得点をマークして、攻撃陣をけん引。昨年対戦時に1得点ずつ挙げている両エースが、勝利に導く1発を狙う。
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主役の座を譲るつもりはない。清水の北川は6日、静岡市内で一部非公開での練習に臨み、コンディションを整えた。先発濃厚な次戦は「チームの勝利が1番」と前置きした上で、「ゴールやアシストがチームの結果につながればいい」と力強く話した。
今季は8得点3アシスト。チーム総得点(33得点)の3分の1が北川のプレーから生まれている。前線からの献身的な守備など数字には表れないプレーでの貢献度も高く、不動の存在だ。直近3試合は無得点で、チームも1勝2敗。7連勝した勢いに陰りは見えるが、「いい雰囲気でやれているので問題はない」と言い切った。
藤枝とは昨年5月の対戦時に1得点1アシスト。前線からのハイプレスが奏功し、4得点を奪った前半に勝負を決定付けた。頼れる主将は「やっぱり先制点が大事。そこに全力を注ぐ」。今季はホームで8戦無敗(7勝1分け)。約1万7000人が来場予定の一戦で先手を取れれば、昨季同様の早期決着ムードに持ち込める可能性は高くなる。
先日、第2子となる長女が誕生し、守るべき家族が1人増えた。出産にも立ち会ったといい、「妻の強さや子どもの(命の)尊さを感じることができた。もちろん責任感は増したし、そこはピッチの上で示していきたい」。「首位ターン」を目指すチームやサポーター、支えてくれる家族も含めた「ファミリー」の大黒柱として、北川が魂を込めた1発をたたき込む。【神谷亮磨】



