ヴィッセル神戸は28日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。
この日はミーティングからスタートし、アジリティートレーニングや鳥かご、ポゼッション、ゲーム形式のなどのメニューをこなし、最後はダッシュで締めくくった。
次戦の相手であるアビスパ福岡から今季加入したMF井手口陽介(28)は長谷部茂利監督(53)が率いる福岡について「(昨季から)変わってないと思う。しっかりみんなで守って、全員で攻撃する。メンバーが変わっても、しっかりみんながやることを意思統一してできている印象があるので、すごく難しい相手」と警戒。直近5試合連続先発でチームに貢献してはいるものの「アシストやゴールをしていきたいので、まだまだ物足りない」と貪欲な姿勢を示した井手口は、全体練習終了後には居残りでミドルシュートの練習を繰り返して得点への意欲を感じさせた。
この日の練習には前節復帰したばかりのMF山口蛍(33)が姿を見せなかったが、主将不在の穴を埋めてきた元日本代表が、古巣対戦を前に状態を上げているのは心強い限りだ。
19年シーズン後半に福岡でプレーした初瀬亮(27)は「相手はセットプレーで点を取っているチームなので、それを与えないこと。守ってカウンターというのも狙っているので、相手の思い描いたことをやらせないようにしたい」と試合をイメージ。自分たちの強みを出しながら、相手を封じる考えを語った。
前節サガン鳥栖戦の勝利で、神戸は首位FC町田ゼルビアとの勝ち点差を「5」に縮め、3位に浮上した。ここからの優勝争いに向けて初瀬は「残り10試合。1個1個勝っていけば自分たちのものになる。上(のチーム)がこけるこけない関係なく、自分たちが全部勝つつもりで」と力強く話し、まず目の前の古巣との試合に全力で臨む覚悟を口にした。【永田淳】



