京都サンガF.C.は1日、サンガスタジアムでJ2愛媛FCと練習試合を行い、計4-1で勝利した。
この試合では、今季新加入のMFジョアン・ペドロ(25)が攻守で抜群の存在感を放った。
45分×3本で行われた試合の1~2本目に出場。チーム最多の出場時間となったブラジル人は、逆三角形の中盤の前を基本としながら、アンカーのMF福岡慎平(24)と流動的にポジションを入れ替えながら躍動した。1本目の2分には、右サイドを抜け出してクロスを入れ、同29分には浮き球のパスを走り込んだDF宮本優太(25)にピタリと合わせて決定的な場面を作った。相手からボールを奪いきる対人守備の強さ、セカンドボールへの反応の早さでボールを持てば、そこからの多彩なキックでのチャンスメークでチームを前進させた25歳は「ボール奪取やマーク、飛び出していくのは自分のストロングポイント。それを力強く出せた」と笑顔。本拠地となるサンガSでの初ゲームから持ち味を発揮したことを喜んだ。
新戦力の好パフォーマンスには、曹貴裁監督(56)も好印象。「中盤ならどのポジションでもできるし、センターバックやサイドバックもできそうなユーティリティー性もある。ボールを簡単に下げないフィジカルの高さ、技術の細やかさを持っているので、必ず我々のチームの戦力になる」と太鼓判を押した。
現在のコンディションについて問われ、数字で示すのは好きではないとした助っ人は「1日1パーセントずつ上げていくことをしているつもり。今日も自分の何かがまた1パーセント上がったと思う」と回答。大当たりの補強と印象づけた背番号6は、チームメートのブラジル人同様、謙虚な姿勢でJリーグになじみ、京都の飛躍に貢献する。【永田淳】



