サンフレッチェ広島が9年ぶり5度目の優勝を飾った。大会最多5万3343人を集め、シーズン最初の公式戦を制した。
この大会は抜群の相性を誇る広島は、出場5度目で全て優勝と勝率100%を継続させた。国内のシーズン到来を告げる大舞台で、幸先のいいスタートを切った。優勝賞金3000万円、スーパーカップとメダルが授与された。
昨季J1で2位に終わった広島は、J1連覇と天皇杯優勝の2冠をつかんだヴィッセル神戸と対戦。
広島は前半12分、FWトルガイ・アルスラン(34)が右クロスからヘッドで先制ゴールを奪い、後半25分にはDF荒木隼人(28)が右CKからヘッドで追加点をマークした。
新戦力がいきなり仕事をした。FWジャーメイン良(29)とMF田中聡(22)は先発。最前線に配置されたジャーメインは、鋭いシュートを連発。後半途中に投入されたMF菅大輝(26)は、自身のCKから荒木の得点をアシストした。既存の戦力と融合し、多くの主力を先発から外した神戸を力でねじ伏せた。
就任4年目を迎えたドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督(59)は、過去は3位、3位、2位と善戦してきたリーグ戦で10年ぶり4度目の優勝を狙い、ベスト16に勝ち残るアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2などとの強行日程にも立ち向かう。
94年に始まったこの大会はリーグ開幕に先立ち、2、3月に開催が定着。開幕時期が現行の2月から8月(秋春制)に変わる26年のシーズン移行に伴い、現行での開催は今回が最後になる。
スキッベ監督「これまでも決勝で負けたという経験がたくさんあるので、今日のような強い神戸を相手にタイトルを取れてうれしい。前半からアクティブに、攻撃的なサッカーができたことが良かった。全体的に自分たちの方がいいサッカーができた。この後は我々も神戸もACLEがある。お互いに頑張っていきたい」
DF佐々木翔主将「前半から、いい入りができたことが大きかったですね。全員の力でいいスタートが切れました。幸先いいスタートがチームに勢いをもたらしてくれると思います。ここからACLE、Jリーグ開幕と、チーム一丸となっていく、いいきっかけになりました。皆さん、ありがとうございます。ここから、いいシーズンにしましょう!」
DF荒木隼人「いいボールがきたんで、ヤバいヘディングを決めるだけでしたね。チームとして90分間、いいサッカーができたことがゼロにつながったかなと思います。今季、全タイトル取れるように。ヤバいシーズンにしましょう!」
【広島のスーパー杯】
◆08年3月(国立)2(PK4○3)2鹿島
◆13年2月(国立)1○0柏
◆14年2月(国立)2○0横浜
◆16年2月(日産ス)3○1G大阪
◆25年2月(国立)2○0神戸



