川崎フロンターレのMF家長昭博(38)が勝利を決定づける3点目を挙げた。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝アルナスル(サウジアラビア)戦で、1点リードの後半に途中出場。同じく途中起用のFWエリソンが頭脳プレーで左のゴールライン際を突破して出したプレゼントパスを、家長が左足で丁寧に押し込んだ。後半31分にリードを2点に広げた。
前半は2-1で折り返した。MF伊藤達哉(27)が先制点。MF大関友翔(20)が1-1の前半41分に勝ち越し点を決めた。
先制は開始わずか10分だった。大関が前線の起点となり、左サイドのMFマルシーニョに展開してクロス。相手DFのクリアボールをMF伊藤がペナルティーアーク付近から右足をコンパクトに振って、ゴール左上に美しいスーパーボレーを決めた。
追いつかれた後の同41分には、大関だ。伊藤のシュートがGKにはじかれたところを、左足で蹴り込んだ。2人で2点に絡んで前半を終えた。
川崎Fは4月27日(日本時間28日)の準々決勝で延長戦までもつれる激闘の末、アルサド(カタール)を3-2で破ったばかり。中2日で迎えたアルナスル戦ではスタメンを5人、入れ替えて臨んだ。前の試合は途中出場だった伊藤が、大関が、長谷部茂利監督の先発起用に応える2得点を奪った。
アルナスルはポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウドをはじめ、セネガル代表FWサディオ・マネ、クロアチア代表MFブロゾビッチ、コロンビア代表FWデュランら世界的なスターが数多く在籍している。準々決勝では横浜F・マリノスを4-1で粉砕していた。
幸先よく先制はしたが、前半28分、マネのシュートが決まって1―1に追いつかれた。DF丸山が懸命のディフェンスも、体に当たってコースが変わる不運だったが、大関が取り返し、家長が追加点を決めた。



