ヴィッセル神戸は9日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行い、12日柏レイソル戦(ノエスタ)に向けて調整した。

MF佐々木大樹、DF広瀬陸斗、DF永戸勝也は別メニューでの調整となったが、離脱していたDF本多勇喜、MF鍬先祐弥、MF浜崎健斗が全体練習に合流。7日のルヴァン杯横浜FC戦で退場したDFマテウス・トゥーレルが出場停止となるだけに、センターバックでも左サイドバックでも起用できる本多、ボランチだけでなくサイドバックもこなす鍬先の復帰は大きな力となりそうだ。ルヴァン杯で時間限定の起用となっていたMF扇原貴宏が軽快な動きを見せていたのもポジティブな要素となる。

次戦は同じ勝ち点53で2位の柏と3位神戸の上位対決。12日にノエスタで行われる重要な一戦を前に、吉田孝行監督(48)は「本当に大事な試合。自分たちが1試合(消化が)多い状況で相手の方が順位が上だから、勝っても相手が上かもしれない。そういう意味では6ポイントゲームと言える。勝たなきゃ自分たちにタイトルは見えてこない。そのためにも重要」と力を込めた。

5月31日のアウェー戦では3-1で勝利しているが、安定した戦いを続けている相手には警戒を強める。指揮官は「自陣で構えると、相手の崩しのうまさが出てくる。自分たちの普段のサッカーをすることが大事」と、圧力の強い戦いで挑む意識を強調。MF井手口陽介も「柏はいいサッカーをしていると思うし、1人1人が自信を持ってプレーしているとすごく感じる。組織としても個人としても、目の前の相手に負けないようにしたい」と意気込んだ。【永田淳】