メニコンカップ日本クラブユースサッカー東西対抗戦(U-15)が15日、岐阜メモリアルセンター新日本ガス球技メドウで行われ、4ゴールを決めた西軍が勝利した。
大会MVPには、U-15日本代表の西軍MF花元誉絆(よはん、神戸U-15)が選ばれた。
「別に何も(大きなプレーを)していないという感触だった」という花元だが、周囲は納得の選出だった。アンカーの位置でボールに関わる回数を増やし、ワンタッチパスも織り交ぜながら攻撃を構築。前半アディショナルタイムには自らが飛び出して決定的なシュートも放つなど迫力あるプレーも披露。守備でも球際で力強く戦うことができ、相手のカウンターをファウルすることなくボールを奪いきる技術も持ち合わせる。試合を通して抜群の存在感を示し、試合終了間際にチーム4点目となるゴールまで決めれば、MVP選出は当然とも言える結果。父が敬愛する名手ヨハン・クライフから名付けられた「ヨハン」の名がよく似合うパフォーマンスだった。
トップチームの練習場がある神戸市西区の出身で「小さい頃からずっとヴィッセルが大好き」という14歳は、かつて所属した高橋峻希、セルジ・サンペールを愛し、現在トップチームに所属する選手から多くを学んでいる。そんな花元が目指すのは、憧れのピッチでの活躍だ。「目標にしている選手たちとノエビアスタジアムのピッチに立つこと。そして優勝して神戸讃歌を歌いたい。神戸のアカデミー育ちのすごい選手になれればいい」。この日そうそうたるメンバーの中でトップに立った司令塔は、神戸の未来を背負う覚悟で成長を続ける。【永田淳】



