サッカーJ3高知ユナイテッドSCが、山本志穂美社長(60)のハラスメント疑惑を調査すると発表していた騒動で、代表取締役本人が27日、インスタグラムを更新。「思い当たる事象もなく」と否定した。

クラブがギラヴァンツ北九州にアウェーで2-0の勝利を収め、連敗を6で止めた後に個人のSNSにメッセージを投稿した。

スポンサーやファン・サポーターに「連日に及び多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「また、前回の会見に続きリリースが大切な試合前となり、選手たちまた共に戦って下さる皆様が動揺し兼ねない状況となりました事も合わせて心からお詫び致します」とした。

続けて「昨日、クラブ公式HPよりリリースがございました通り当社のハラスメント等外部相談窓口に対して、私、山本志穂美によるクラブ内でのハラスメントに該当する行為の疑いがあるとの内部通報があり、クラブとしましては、速やかに内部調査を行うこととし、調査をお受け致します」と報告。しかし、次の通り、身に覚えがないと強調した。

「申し出については、内容も不明でございますので、私としては思い当たる事象もなく、とても不安な状況ですが、先日の会見にて皆様にお話ししたハラスメントへの考えは変わっておりませんので、抱えている沢山のお仕事が心配でなりませんが、私は事務所への立ち入りを自粛し、外から精一杯仕事を続けて参ります。現在予定している案件なども含め、各方面に大変なご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りたく存じます」

そして「但し、監督、現場コーチ、選手たちはこの件の関係者でない為しっかりサポートをしていきたいと思います」と現場に関わっていくことを宣言した。

最後は「なお、調査結果につきましては、調査終了後に改めて概要をご報告させて頂きます。取り急ぎのご報告となり恐縮ですが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。本日は白石新監督指揮のもと選手たちは輝かしい初陣を『高知一心』で勝利に向かって挑んでおります。共に戦って下さい」と締めくくった。

高知を巡っては、元日本代表DF秋田豊前監督(55)が、パワーハラスメント疑惑で6月末から長期休養した末に退任。個人で会見を開いて、辞意を表明したが、その理由についてはパワハラ疑惑による引責ではなく、休養から音信不通になっていたという山本社長の不義理、騒動が収束しなかったことへの不信感などの「軋轢(あつれき)」と明かしていた。

その後、自身も退任を決断した山本社長に、ハラスメント疑惑がはね返ってきた形となっている。