湘南ベルマーレは31日、山口智監督(47)が今季限りで退任すると発表した。
21年9月からチームを率い、毎年のようにJ1残留に導いてきたが、今季は19戦勝ちなしと低迷。第35節にJ2降格が決まっていた。
坂本紘司社長は、山口監督について「クラブがこれまで培ってきたアイデンティティーに新たなサッカー文化を融合させ、選手を成長させながら勝利を目指すという、大変難しいミッションに果敢に挑戦し続けてくださいました」と言及。「クラブとしては、これからも成長を続けるため、新たな指揮官を迎える決断をいたしました」と説明した。
山口監督は育成力にたけていた。FW町野修斗(ボルシアMG)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)、MF田中聡(サンフレッチェ広島)、DF鈴木淳之介(コペンハーゲン)ら次々と日本代表選手を輩出。DF畑大雅(シントトロイデン)やFW福田翔生(ブレンビー)など海外に羽ばたいた選手も多く、主軸が毎年抜けながらチームをマネジメントしてきた。
ボールを大切に、主導権を握るスタイルを志向し、チームを強化。今季はクラブ記録の開幕3連勝で一時首位に立つなど、チームにもたらしたものも多い。
▽坂本社長コメント全文
山口監督には2021年9月の就任以来、4年以上にわたりチームの指揮を執っていただきました。
クラブがこれまで培ってきたアイデンティティーに新たなサッカー文化を融合させ、選手を成長させながら勝利を目指すという、大変難しいミッションに果敢に挑戦し続けてくださいました。
在任期間中は強い責任感と揺るぎない献身をもってチームを導き、特に今シーズンは非常に厳しい状況が続く中でも山口監督は情熱を失うことなく、最後まで選手とともに立ち向かってくださいました。
これまでの多大なご尽力とクラブへの貢献に、心より感謝申し上げます。
クラブとしては、これからも成長を続けるため、新たな指揮官を迎える決断をいたしました。
山口監督のこれまでの歩みに敬意を表するとともに、今後のご活躍をクラブ一同、心よりお祈り申し上げます。
今シーズン残り3試合におきましても、皆さまへ一つでも多くの勝利を届けるため、クラブ一丸、全力を尽くす所存でございます。引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます



