ガンバ大阪MF山下諒也(28)が、百年構想リーグ初得点で暫定首位浮上に貢献した。
1-1の後半38分、カウンターの場面で左サイドを運び、相手を引きつけてからゴール前に走るFWデニス・ヒュメットにパス。ヒュメットのシュートがGKに防がれたこぼれ球を、山下が冷静に蹴り込んだ。「とにかく枠に飛ばそうと。イメージ通りではなかったけど、それが良かった」。とっさに訪れたチャンスにも慌てることなくネットを揺らした。
0-1の前半23分には、ヒュメットへの決定的なクロスで同点弾につなげ、鋭い守備でも貢献。スタートポジションの右サイドだけでなく、左に回ってチャンスに絡む場面も多く作った。「流動的に空いているスペースを使っていこうと。ウェルトンには好きなようにやってもらって、僕が気をつかってプレーしようと考えていた」。その言葉通り、さまざまな位置で攻守に関わった。
アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)での得点は重ねていたものの、百年構想リーグでは初ゴール。「気にしないようにはしていたけど、(気に)している部分もあったので、これで荷が下りた」と安堵(あんど)の表情を見せたスピードスターは「チャンスに顔を出せるようになったことが成長。それが一番大きい」と話し、次戦以降の得点にも自信を見せた。【永田淳】



