全国のサッカー担当記者の投票による2011年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に、女子日本代表の沢穂希(33=INAC神戸)が選ばれた。51回目を迎えた同賞で女子選手の選出は初。東京運動記者クラブのサッカー分科会が27日、発表した。

 沢は昨夏の女子ワールドカップ(W杯)で得点王と最優秀選手に輝く活躍をし、日本の初優勝の原動力となった。国際サッカー連盟(FIFA)の昨年の世界年間最優秀女子選手にも初選出された。

 沢は有効投票202票のうち、138票を集めた。2位は長友佑都(インテル・ミラノ)とレアンドロ(柏)で14票。香川真司(ドルトムント)が6票で4位だった。