国内シーズンの開幕を告げるゼロックス・スーパー杯の名古屋-鹿島戦が明日26日、日産スタジアムで行われる。昨季Jリーグ王者の名古屋は10年ぶり3度目の出場で、2度目の優勝を目指す。一方、天皇杯覇者の鹿島は4年連続8度目の出場で、5度目の優勝を狙う。昨季は鹿島がリーグ戦、天皇杯で3連勝。メンバーが入れ替わった今季、リーグ戦の優勝候補同士の対戦として注目される。賞金総額は5000万円で、優勝チームには3000万円が贈呈される。

 鹿島はFW大迫勇也(20)が今季得点第1号でレギュラー定着を目指す。24日の紅白戦では主力組FWとして興梠と2トップを形成し、ゼロックス杯のスタメンが確実。大迫は「コンディションはいい。シーズンファーストゴールを決めたい」。天皇杯では5試合出場で3得点と優勝に貢献。キャンプ期間中もホンダロック戦(7-0で勝利)で3得点1アシストと好調をアピールした。FWには新加入のカルロン、山形で昨季リーグ戦10得点の田代がおり、レギュラー取りに大事な一戦となる。