2戦連発で「三度目の正直」を成し遂げる。山形は10日、ミニゲームなどで調整。MF太田徹郎(22)は主に右サイドハーフ(SH)に入り、豪快なシュートで調子の良さをアピールした。6日の鹿島戦では、FW長谷川のミドルシュートのこぼれ球を頭で押し込み、今季2点目を挙げた。だが6月22日の広島戦同様、負け試合での得点。素直に喜べなかった。「すんなりいかないですね。次こそは気持ち良く決めたい」と、甲府戦(13日)での白星ゴールを誓った。

 今日11日の練習には「イメチェンします。本田圭佑選手みたいに」と、髪の毛の色を変えて登場しそう。FWやトップ下、SHまでこなすプレースタイルは、日本代表FW本田圭佑とダブる。本家と同じく、今やチームに欠かせない存在に成長した。順位が1つ上の16位甲府との直接対決。本田ばりのファインゴールでド派手に祝う。【湯浅知彦】