【ドバイ(UAE)=岡崎悠利、栗田尚樹】ワールドカップ(W杯)カタール大会に向け、日本(FIFAランク24位)がアラブ首長国連邦(UAE)で、W杯出場国のカナダ(同41位)と対戦し、1-2で敗れた。

右膝の内側側副靱帯(じんたい)の部分断裂から復帰したばかりのDF板倉滉(25=ボルシアMG)がセンターバックで先発し、後半22分まで67分間プレーした。板倉は9月12日に所属チームでの練習で負傷。懸命なリハビリで、13日のリーグ戦で途中出場で戦列復帰。復帰後、長時間プレーしたのは今回が初めてだった。

板倉は「最初はきつかったが、このタイミングでカナダ相手に経験できたのは大きかった。怖さもないし、試合中はアドレナリンも出ている。終わってすぐの感触もいい。間違いなくドイツ戦にはフィットした状態でいける」と手応えを口にした。

カナダは前線から4人がプレスをかけてきた。日本は、後方から思うように攻撃の組み立てができなかった。相手の強みであるセットプレーも数多く与えてしまい、CKから失点した。ドイツも高さがありセットプレーが強み。

板倉は「本番も強い相手がいる。1本のミスが失点につながりますし、本番はセットプレーは集中してやりたい。ここで1発やられて、ドイツ戦に向けて修正がきくのでよかった」と前向きにとらえた。

ドイツのプレスにも「バイエルン(・ミュンヘン)ともやっているし想像以上のスピードで来る。そこでのミスは怖いが、トライはしないといけない。ちゃんと相手を見ながらやらないといけない。みんなが相手を見ながらやる必要がある」と、W杯1次リーグ初戦のドイツ戦(23日)を見据えた。