昨季リーグ覇者の日テレ東京ヴェルディベレーザが、RB大宮アルディージャWOMENとの死闘を制し、4代目王座に輝いた。2-2のまま突入したPK戦を3-1で物にした。27日に今季限りでの現役引退を発表した元女子日本代表「なでしこジャパン」のDF岩清水梓(39)は、延長後半10分から途中出場。自身にとっては国内最後のタイトル獲得となった。

一歩も引かない激戦だった。開始3分、いきなり先制点を許す苦しい展開。それでも再三チャンスをつくり続け、後半6分にFW小林里歌子が同点弾を決めて試合を振り出しに戻した。延長前半10分にはMF北村菜々美が勝ち越しゴールを決めて前に出た。

だが、土壇場で再び同点に追いつかれ、勝負はPK戦へ。足をつる選手が続出する消耗戦となる中、最後はGK大場朱羽が好セーブを連発して決着をつけた。

岩清水はPK戦2人目として登場。シュートはクロスバーをたたきながらも倒れ込んだGKの背中に当たって跳ね返ってゴールに収まり、優勝に貢献した。

どちらが勝ってもおかしくない激戦を制し、楠瀬直木監督は「いいゲームができた。耐える一方だったけど、自分たちらしくボールを動かせるところは動かせた」と選手たちをたたえた。