【ドーハ(カタール)21日】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に出場するDF山根視来(28=川崎フロンターレ)が、17日カナダ戦のPK献上の苦い経験を、大事なドイツ戦の糧にする。

W杯前最後の国際親善試合だった17日のカナダ戦で山根は、1-1の試合終盤にポスト直撃の惜しいシュートを放った。その直後、ペナルティーエリア内でのファウルを犯し、決勝点につながるPKを献上した。

この日の練習後に取材対応し、「自分の問題だと思っていて、反省して次につなげようと思う。まわりを見て判断することが大事かなと思う」と話した。

反省を23日の大事な1次リーグ初戦の初戦ドイツ戦につなげる。「本当にタフな試合になると思う。全員で戦っていかないといけない」。全員で守り、全員でゴールを奪いに行く覚悟を示した。

【関連】W杯カタール2022特集>>