前回準優勝のクロアチアが、FIFAランキング1位のブラジルをPK戦の末に下し、2大会連続で4強入りを決めた。

殊勲はGKリバコビッチ。決勝トーナメント1回戦の日本戦では、同じくPK戦で3本を止め、勝利に導いた。この試合ではブラジル最初のキッカーのロドリゴを止め、今大会でのPK戦のストップ数は「4」に。1大会、及び通算のPKストップ数は、前回ロシア大会で活躍した同国代表スバシッチらと並ぶ、最多となった。

この試合では前半からファインセーブ連発。延長前半ロスタイムにネイマールに王様ペレに並ぶブラジル代表歴代最多となる通算77得点目で先制こそ許したが、ゴールを懸命に守った。

前回ロシア大会で3試合連続で延長戦を戦って決勝に進んだクロアチア。その精神力の強さを、今大会も発揮した。