レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(63)が36年ぶり3回目のFIFAランクワールドカップ(W杯)優勝を成し遂げたアルゼンチン代表について、「優れた選手たちと最高の選手が揃い、守備が優れたチームだった」とその理由を説明した。

現在、今月下旬に再開するスペインリーグに向けて準備を継続するアンチェロッティ監督が、母国イタリアのメディア「Radio Anch’io Sport」のインタビューに答えた。その模様をスペイン紙アス電子版が19日に伝えた。

アンチェロッティ監督はその際、終了したばかりのW杯について、「とても素晴らしいものだったし、美しい決勝戦で閉幕した。アルゼンチンは優勝に値したと思う。彼らは自分たちの信念を見出し、本当に素晴らしかったメッシを擁していた。彼らが優勝した理由は2つある。それは優れた選手たちと最高の選手が揃っていたこと、そして(フリアン)アルバレスやエンソ・フェルナンデスなどの新しい選手たちがそのクオリティをサポートし、守備が優れたチームだったからだ」と言及した。

決勝戦については「最高の個人の才能と組織を備えた2チームの対戦となった。彼らはあんなにも素晴らしい才能があるにもかかわらず、守りに入ることを恐れていなかった。フランスとアルゼンチンは優れた守備と選手のクオリティをベースに勝利を収めていた」と感想を述べた。

またW杯で注目を集めたメッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに関して、「彼らは長年に渡り世界のサッカー界で主役を務め、素晴らしいプレーを披露し、ゴールをたくさん決めてきた。メッシは今回のW杯でキャリアを締めくくり、クリスティアーノ・ロナウドは別の形でキャリアを終えることになるが、とにかく並外れたものだった。彼は特にRマドリードでファンの心の中に永遠に残るだろう。将来がどうなるかは分からないが、まだトップレベルで戦いたいと考えていると思うので、その点でアラブ諸国が彼に相応しいものだとは思えない」と話した。

また、アンチェロッティ監督は自身の将来について、「どうなるか分からない。私は日々を生きているからね。でも今のところRマドリードでうまくやっているし、我々には今シーズン多くの目標がある。自分の将来についてはこの後、考える時間がまだあるだろうし、24年6月30日まで契約があるので、もしRマドリードに解任されなければ、その日まで動くつもりはない」と来季続投の意思を明かしていた。

(高橋智行通信員)

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