初優勝を狙う地元チリはメキシコと激しい点の取り合いの末、メキシコと3-3で引き分けた。

 前半19分にカウンターから失点して先制を許したチリはその1分後、MFアランギス(インテルナシオナル)の右CKをMFビダル(ユベントス)が頭で合わせて同点に追いついた。同29分にセットプレーからヘディングシュートを決められ再びリードされたが、同42分、ビダルの右サイドからのクロスをFWバルガス(クイーンズパーク)が頭で流し込んで追いつき、後半10分にはビダルが倒されて得たPKを自らが決めて勝ち越した。

 だが、同21分、縦パスで抜け出されたFWブオソ(チアパス)に右足で押し込まれ、ドローに持ち込まれた。

 チリは1勝1分けの勝ち点4で、得失点差で首位。メキシコは2試合連続の引き分けで勝ち点2の3位。