広島が開幕戦を制した。オセアニア王者で歴代最多7度目の出場となるオークランド(ニュージーランド)に対し、前半9分にFW皆川佑介(24)のゴールで先制。後半25分にはDF塩谷司(27)が貴重な2点目を挙げた。
広島の次戦は13日。アフリカ大陸王者マゼンベ(コンゴ)との準々決勝に臨む。
広島 | 2 | 1-0 1-0 | 0 | オークランド |
【得点者】
前半9分(広島)皆川
後半25分(広島)塩谷
- オークランドを下し、広島DF千葉(右)にグラウンドコートを着させるFW佐藤(撮影・河野匠)
【前半49分 広島2-0オークランド】
試合終了
【前半44分 広島2-0オークランド】
ロスタイムは4分
【後半43分 広島2-0オークランド】
DF岩田が頭に白いバンテージを巻いてピッチに復帰。着替えた予備のユニホームは背番号がないままプレーする
【後半40分 広島2-0オークランド】
MF柏と激突したDF岩田が顔面を負傷。流血しピッチを退く
- 後半、負傷し、包帯を巻かれるオークランドDF岩田(撮影・河野匠)
【後半39分 広島2-0オークランド】
MFモレイラに代えMFルイスを投入
【後半33分 広島2-0オークランド】
MFキム・デウクに代えFWホワイトを投入
【後半26分 広島2-0オークランド】
MFビレンに代えFWタデを投入
広島が2点目!!
【後半25分 広島2-0オークランド】
右サイドのMFドウグラスの折り返しに対し、長い距離を駆け上がったDF塩谷が縦へ抜け、角度のないところから右足を振りぬく。相手DFに当たりコースが変わったボールは相手GKの脇をすり抜けゴール左隅へ決まる
- 広島対オークランド 後半、ゴールを決める広島DF塩谷(撮影・河野匠)
- 後半、追加点を奪い祝福される塩谷(左から2人目(撮影・松本俊)
【後半20分 広島1-0オークランド】
MF清水に代えMF佐々木を投入
【後半16分 広島1-0オークランド】
10人で戦う広島に対し右サイドから攻め込み、最後はMFアルバロがシュートを放つがボールはバーの上
【後半15分 広島1-0オークランド】
今度はMF清水が右足を負傷。一時ピッチを退く
【後半12分 広島1-0オークランド】
ワンタッチでのパス交換からMFドウグラスが抜け出すも、相手DFに阻まれシュートできず
【後半10分 広島1-0オークランド】
MFキム・デウクにイエローカード■
【後半7分 広島1-0オークランド】
MF柴崎に代えMFドウグラスを投入
【後半3分 広島1-0オークランド】
DF岩田との接触プレーでMF柴崎が右足を痛めた模様。一時ピッチを退く
【後半1分 広島1-0オークランド】
広島のキックオフで後半開始。再び強い雨が降り出す
【前半46分 広島1-0オークランド】
前半終了。雨はすでに上がったが、ピッチは水を含んだ状況
【前半44分 広島1-0オークランド】
ロスタイムは1分
【前半44分 広島1-0オークランド】
ペナルティーエリア手前、正面の位置でFKのチャンス。わずかにずらしMFウィホンギがシュートを放つも、ヒットせず枠外へ
【前半43分 広島1-0オークランド】
MFアルバロの突破をスライディングで阻んだDF千葉にイエローカード■
【前半25分 広島1-0オークランド】
中盤でボールを奪ったMF青山が前方に素早くロングフィード。FW皆川が裏へ抜け出しチャンスを迎えたかに見えたが、オフサイドの判定
- 前半、指示出す森保監督。奥はオークランド・トリブリエチ監督(撮影・松本俊)
【前半15分 広島1-0オークランド】
カウンターを起点にFWモレイラがドリブルで持ち込み、強引にシュート。やや球足が弱くなり、GK林ががっちりキャッチ
【前半14分 広島1-0オークランド】
MF野津田に代えてMF柴崎を投入。無念の表情でピッチを後にする野津田に佐藤が声をかける
【前半11分 広島1-0オークランド】
MF野津田がDF岩田との接触プレーで右足を痛めた模様。一時ピッチを退く
- 接触プレーで右足を痛め、顔をしかめるMF野津田(撮影・松本俊)
広島が先制ゴール!
【前半9分 広島1-0オークランド】
右CKのチャンス。キッカーMF野津田はショートコーナーを選択。MF青山からリターンを受けた野津田はペナルティーエリア付近から左足で強烈なミドルシュートを放つ。GKスプーンリーが弾いたこぼれ球に素早く詰めたFW皆川が右足で押し込み先制
- 先制ゴールを挙げた皆川(中央)はガッツポーズ(撮影・松本俊)
【前半6分 広島0-0オークランド】
右サイドのMF柏がアーリークロスを入れる。FW皆川が頭から飛び込むも合わず
【前半1分 広島0-0オークランド】
強い雨が降り注ぐ中、オークランドのキックオフで試合開始。
<広島スタメン>
GK林卓人
DF水本裕貴
DF千葉和彦
DF塩谷司
MF青山敏弘
MF柏好文
MF野津田岳人
MF清水航平
MF丸谷拓也
FW皆川佑介
FW浅野拓磨
<オークランド・スタメン>
GKスプーンリー
DFジョルジェビッチ
DF岩田卓也
DFベルランガ
MFビレン
MFアルバロ
MFウィホンギ
MFキム・デウク
MFモレイラ
FWデフリース
FWリーアラファ
<大会概要>
バルセロナ(欧州・スペイン)、リバープレート(南米・アルゼンチン)、アメリカ(北中米・メキシコ)、オークランド(オセアニア・ニュージーランド)、マゼンベ(アフリカ・コンゴ)、広州恒大(アジア・中国)の各大陸王者に、J1王者として開催国枠を獲得した広島を加えた計7チームが出場。バルセロナ、リバープレートは準決勝から登場する。
60年から欧州と南米の王者が対戦するインターコンチネンタル杯として開催。79年大会後に中立地での一発勝負へと方向転換され、81年からは日本で「トヨタ杯」として開催されることになった。
05年から現在のようなトーナメント方式のクラブ世界選手権となり日本で開催した。06年には「FIFAクラブワールドカップ」と大会名を変更。2年ごとに開催地を変える運営となり、07、08年は引き続き日本で開催。09、10年はUAE。11、12年は日本。13、14年はモロッコで開催された。