クラブW杯で3度目の優勝を狙うバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケ(28)が16日、翌日の準決勝・広州恒大戦に向けた公式会見の席で、記者の質問に不快感をあらわにした。ツイッター上で“舌戦”を繰り広げているRマドリードDFアルベロアについての質問が飛ぶと「勝手に解釈してくれ」と態度を一変。ピッチ外での話が続き、嫌気がさした様子だった。

 かつてRマドリードに所属したRソシエダードMFグラネロがツイッターに、13-14年シーズンに欧州王者に輝いたRマドリードのアルベロアが両手を広げ、10度目を表している写真を掲載し「コンプレックスを忘れて、上の存在にも敬意を払ってくれ」と書き込んだことを、記者が質問。それに対し「これが本当に明日の試合の話しか」とうんざり。

 また、昨日の練習中のルイスエンリケ監督との話し合いについて振られると「覚えていない。お昼寝した後だからね。アルベロアの話しもしていない。正直、何も覚えていない。きっとふざけた話しをしていたんじゃないかな」と質問をかわした。

 さらに広州恒大については、よく知らないと話したが「自分たちを止めるためには何でもしてくるだろう。ファウルもその1つだ。あまり削って来ないでほしいね」と、好き勝手に発言して会見を後にした。