W杯アジア最終予選で日本のライバル・オーストラリアがカメルーンと1-1で引き分け、決勝トーナメント進出へ望みを残した。

 前半ロスタイム、縦パス1本のカウンターからカメルーンMFアングイサ(マルセイユ)に抜け出され、DFデゲネク(横浜)が並走したが何もできず、飛び出してきたGKライアン(ゲンク)の鼻先で右足を合わせられて先制点を許した。しかし、後半15分、DFガーズバック(ローゼンボリ)が倒されてPKを獲得。これをMFミリガン(バニーヤス)が右足でゴール左へ決めて同点に追いついた。

 19本のシュートを浴びながら1-1のドローに持ち込んだオーストラリアは1分け1敗の勝ち点1。最終戦では勝ち点4のチリと対戦する。カメルーンも1分け1敗の勝ち点1で、最終戦では勝ち点4のドイツと対戦する。