フローニンゲンMF堂安律が、MF小林祐希が所属するヘーレンフェインとの開幕戦のスタメンに名を連ね、オランダリーグデビューを飾った。
右のサイドハーフで先発し、前半は少し緊張したプレーを見せたが後半は落ち着き、観客を喜ばせる場面もあった。
試合は前半にヘーレンフェインが2点を先行。後半に入りフローニンゲンが2点を返して同点に追いついた。同41分にヘーレンフェインがMFトルスビーのゴールで勝ち越したが、同43分にフローニンゲンがFWマヒのPKで同点に追いつき、3-3のドローに終わった。
堂安は後半18分までプレーしたが得点に絡むシーンはなかった。
以下は堂安との一問一答。
-デビュー戦は楽しめましたか
堂安 雰囲気も良かったので、楽しめました。
-結果については
堂安 個人的には、特に絡んでなかったので、そこは反省点ですけど。チームが同点に追いついてくれたので。感謝したいなと思います。
-シュートは何本かありました
堂安 ただ、自分の形じゃなかったので。あれは、入らなくて当然かなという。練習している形でもないので。
-交代の理由は
堂安 いや、全然何も聞いてないです。はい。良くなかったですし、仕方ないかなと思います。
-個人的に出来に満足してなさそうですけど?
堂安 まあ、交代させられたというのもそういう理由やと思いますし。ただ、初戦ということで良い緊張感があって、良い感じは味わえたので、そういう意味では良かったと思います。
-4-4-2の左
堂安 そうです。
-かなり自由に動いていい
堂安 はい。そうですね。ただ、もっと自由に動けるようにならないと。自分を中心としたサッカーを出来れば理想なんですけど。それができないので。もっと上手くコミュニケーションを取りながらやりたいと思います。
-改めて今シーズンはどんなシーズンにしたい?
堂安 いろんな経験ができると思う。今日みたいに難しい試合になることもあるし。少しでも自分が良いプレーができるように。コミュニケーションを取っていきたいと思います。
-交代の前のプレー。自陣から9番にミドルパスを通した。良いリズムになってきたかなという時に交代でした。それは感じた?
堂安 はい。頼むからここで交代はやめてほしかったというくらいの感じで待っていたので。まあ、それは仕方がないですけど。このタイミングは、ちょっと乗ってきたところだったので。まあ、仕方ないです。
-スルーパスなどのプレーで観客が沸いた
堂安 それが自分の特徴ですし、沸かせてあげれるようなプレーをしたいので。今日は少なかったですし。やっぱり点が取りたいですね。
-開幕に先発したということについて、思うことは?
堂安 もちろん意識はしていましたけど。出れないと意味ないので。そこは通過点というか、当たり前のことかなと思います。
-シーズンの目標は。
堂安 2桁は取りたいですけど。早めに1点取れれば、全然できるかなと思います。
-小林とガチガチやりあう場面もありました
堂安 意識していたつもりはないんですけど。やっぱり勝手にそういうことになってたのかもしれないですね。楽しかったですね。そういう日本人の選手が相手にいるっていうのは。モチベーション的にも上がりますし。楽しかったです。
-Jリーグとここが違うなと感じたところは。
堂安 やっぱり、戦えるし。速いですよね、自分が自陣からドリブルしていって、2番の選手からファウルを受けたシーンなんかも、日本だったら多分、置いていってそこから独走できるような形でも追いつかれるし。全てにおいて速かったですし。ちょっと違うレベルのサッカー感だなとは感じました。