パチューカMF本田圭佑(31)が25日(日本時間26日)のメキシコ杯決勝トーナメント1回戦サカテペク戦で2得点した。チームは2部所属の格下に5-0で大勝。準々決勝ではティファナと対戦する。

 本田が本拠地で移籍後初の1試合2得点と大暴れした。先発し、1-0の前半35分に右サイドからドリブルで切れ込み、左足で30メートル超の豪快ミドル。同44分にはスルーパスに抜け出し、左足で流し込んだ。特に1点目が印象的で地元メディアは「芸術的」「スーパーゴール」と絶賛した。

 10月に入り公式戦全4試合で先発起用され、キレのある動きで存在感を発揮している。11月に欧州に遠征しブラジル、ベルギーと対戦する日本代表メンバーは31日に発表される。10月の国内の2試合はハリルホジッチ監督が「現時点でのコンディションでは代表ではプレーできない」と言い、招集外だった。代表復帰へも、猛アピール。内容の濃い2発となった。