ブンデスリーガで2日、ドルトムントはレーバークーゼンと1-1で引き分けた。3日の独紙ビルトは、ボス監督状況はますます厳しくなったと、以下のように報じた。

 ドルトムントの危機がさらに進んでいる。64日間勝利がない。2日のレーバークーゼン戦を引き分け、順位を6位に落とした。ペーター・ボス監督の将来に関する質問は静かにならない。

 6日の欧州CLのレアル・マドリード戦ではもう1度調子を取り戻すためのチャンスがある。だがそれは非常に難しい。2日の試合でマキシミリアン・フィリップとゴンザロ・カストロが負傷。前半4分にひざを負傷し交代したフィリップは救急車で病院に運ばれたが、ひざの腫れがひどいために精密検査はまだできていない。GKロマン・ビュルキは「悪いけがのようだ」とコメント。カストロは足首を負傷。外側靱帯(じんたい)断裂で年内の復帰は絶望的だ。

 チームマネジャーのミヒャエル・ツォルクは「2人とも長期離脱となるだろう」とコメントした。

 昨日の試合で始めて3バックを試したボスだが、安定感はもたらせず。ベンデルが退場するシーンまでレーバークーゼンが圧倒的に主導権を握り、シュート数は10対1。数的有利となった後半、アンドレイ・ヤルモレンコのゴールで同点には追いついた。

 ボスは「試合には満足していない。前半はあきらかにレーバークーゼンの方が良かった。後半は選手がメンタリティーを見せてくれた。だが勝ち点1では足らない。私はいつでも勝ち点3が欲しい」とした。そして「きっかけが必要だ。Rマドリード戦で(きっかけを作ること)も可能だ」。