ブンデスリーガで16日、ドルトムントは2-1でホッフェンハイムを下したが、この試合について17日の独紙ビルトは「シュテーガーが監督争いで勝利」という見出しで、以下のように報じた。
ドルトムントはどちらかというと良くない内容だったが、終了間際にプリシッチが逆転ゴールを決め、ペーター・シュテーガー監督にとってホーム初勝利となった。ドルトムントの来季監督候補に挙がっているのがホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマンだが、会長のディートマール・ホップはWAZ紙にナーゲルスマンは19年まではいずれにしても残る、とコメントしている。
ナーゲルスマン監督は「私のプランは19年まで残っている契約を満たすこと」と話した。代理人がすでにドルトムントとコンタクトを取っているか、という問いははっきりと否定しなかった。
シュテーガーは前任者のペーター・ボスやトーマス・トゥヘル同様の2連勝スタート。だが特に前半はホッフェンハイムが押し込んだ。ドルトムントはホームでありながら、前半のボール支配率がわずかに41%。今季ここまでの平均が62%だった。
それでも後半44分、香川真司のパスで抜け出したプリシッチが勝ち越しゴールを決めると、チームマネジャーのミヒャエル・ツォルクはシュテーガーに飛びついて喜んだ。「チームにはまだ多くのものが秘められている。パスプレーと競り合いではまだ改善の余地はある。年明けには本当にいいチームになっているだろう」と話していた。