バイエルン・ミュンヘンがMF香川真司が所属するドルトムントを6-0で粉砕し、リーグ6連覇へ王手をかけた。

 ポーランド代表FWレバンドフスキがハットトリック、コロンビア代表のMFロドリゲスが1得点2アシストと、ワールドカップ(W杯)1次リーグで日本と同組のエースが活躍した。

 前半5分、MFミュラーのスルーパスで抜け出したレバンドフスキが、1対1となった相手GKをキックフェイントでタイミングをずらし右足で決めて先制。同14分には左クロスをロドリゲスが左足で流し込んで2点目を奪った。さらに同23分、相手ボールを中盤で奪ったカウンターからロドリゲスの左クロスをMFミュラーが決めて3点目。同44分にはMFリベリーが左サイドを巧みな足技で突破し、こぼれ球をレバンドフスキが押し込んだ。同ロスタイムにもMFリベリーがロドリゲスとのワンツーからループシュートを決め、前半を5-0で折り返した。後半に入ると試合は落ち着いてきたが、同42分、DFキミヒの右クロスのこぼれ球をレバンドフスキが右足で押し込んでハットトリックを達成した。

 2月10日に足首を痛めて離脱している香川はベンチ入りしなかった。

 Bミュンヘンは22勝3分け3敗で勝ち点を69と伸ばし、2位シャルケとは17差。次節、シャルケの勝敗に関係なく7日のアウクスブルク戦に勝てばリーグ6連覇が決定する。

 ドルトムントは13勝9分け6敗の勝ち点48で3位。