第2戦が行われ、DF酒井宏樹が所属するマルセイユ(フランス)が延長戦の末、決勝進出を果たした。前進のUEFA杯では2度決勝に進出したがともに敗れ、現行の欧州リーグとなってからは初。5月16日にリヨンで行われる決勝ではアトレチコ・マドリード(スペイン)と対戦する。

 4月21日のリール戦で左膝を負傷した酒井宏は準決勝2戦ともベンチ外だったが決勝での復帰を目指しており、優勝すれば、北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二が01年-02年シーズンにフェイエノールトで達成して以来2人目の快挙となる。

 第1戦のホームを2-0で快勝していたマルセイユだが、後半8分にMFハイダラにドリブル突破から右足シュートを決められ、同20分にはDFサルのクリアがオウンゴールとなり2戦合計2-2に追いつかれた。その後スコアに動きはなく、延長戦に突入。同後半11分にMFパイエの右CKを交代出場のDFロランドが右足ボレーで押し込んで決勝点を奪い、2戦合計3-2で勝利を手にした。