FW豊川雄太が所属するオイペンはアウェーでムスクロンを1-0で破り、連敗を4で止めて今季初勝利を挙げた。

豊川は3試合連続で先発。前半29分、シュートを放ったが相手GKにはじかれ、このこぼれ球をDFケイタがボレーで決めた。「決めたかった! 来た瞬間、『来たあ!』と思ったからダメだったんですよ。そういうときは絶対に入らない。『覚えてない』ぐらいの方が入るんですよね。(昨季、チームを1部残留に導いた)ハットトリックの時もそうでした。(今日は)あれだけ余裕があると…。だけど、(味方がゴールを)決めてくれたから良かったです。あれを外していたら、俺がヤバかった。勝って良かった」と笑顔を見せた。

今季初勝利で暫定ながら13位に浮上し、次節はスタンダール戦。「楽しみなんですよね。ベルギーに来てからの初ベンチがスタンダールのホームゲームでした。『これが海外か』と思いました。ベンチに入っただけで、ものすごく興奮して、試合に出てないのに寝れませんでした」。