香川真司の首位ドルトムントは1-0でウォルフスブルクを下し、2位バイエルン・ミュンヘンと勝ち点4差となった。香川はベンチ外。

4日の独紙ビルトは、輝かしい勝利というよりも泥臭く勝ち取った勝ち点3だったと伝えた。前半27分、サンチョのクロスをデラネイがヘディングでつなぎ、ロイスがフリーでヘディングシュートを決め、決勝ゴールとした。

ラルセンは「ロイスはリーグでベスト選手の1人。今はたぶんベスト選手じゃないかな。信じられないほどのクオリティーを持っている。彼と一緒にピッチに立ってプレーできるのは素晴らしいことだよ」と絶賛。ロイスは「いつも言っているけど、僕は健康体だったらチームを助けることができるよ」とコメントした。ファブレ監督は就任後公式戦15試合連続無敗、これはドルトムントの新記録になる。これまではトーマス・トゥヘル元監督の14試合が最高だった。

一方、幸運もあったという。後半9分にはペナルティーエリア内でボールがザガドゥの手に当たり、同42分には相手DFティサラントがペナルティーエリア内で倒されたような場面があったが、どちらもPKにはならなかった。ウォルフスブルクのラバディア監督は「信じられないよ。これならビデオ判定なんていらない。はっきりとしたゴールチャンスだった。答えはPKしかない」と怒っていたという。