バイエルン・ミュンヘンは12日の欧州CL1次リーグでアヤックス(オランダ)と3-3で引き分けた。

この試合の後半30分ごろ、ミュラーはハイボールに足で対応したところ、相手DFタグリアフィコの頭部をカンフーキックを見舞ってしまった。判定は一発レッドカード。13日の独紙ビルトによると、ミュラーは試合後「もちろん故意ではない」と話し、アヤックスの控室に行って謝罪しようとした。だが、タグリアフィコはすでに帰宅しており、会うことはできなかった。

ミュラーにとって選手キャリアはじめての一発レッド。欧州CL通算出場105試合目で、ラームの記録に並んだ試合での退場劇だった。

Bミュンヘンは首位で1次リーグを突破し、決勝トーナメント初戦でアトレティコ・マドリード、リバプール、リヨン、マンチェスター・ユナイテッド、ローマ、トットナムなどが対戦候補となる。コバチ監督は「強豪クラブは十分にいる。それでも2戦目をホームで戦えるというのは小さなメリットだ」と話していた。