ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(26)は、左MFで先発し、先制点の起点となった。

リーグ戦では開幕戦のRマドリード戦以来、15試合ぶり今季2度目の先発。前半3分に左サイドから中へのランニングからスルーパスに抜け出し、倒れ込みながら右足シュート。目の前に立ちはだかったGKに阻まれたが、こぼれ球をFWモリーナがループシュートで決めて、先制点を演出した形となった。

後半15分からはトップ下にポジションをチェンジ。守備の時間が多かったため、ボールを受ける機会が少なかったが、前線からの守備でチームに貢献し、後半24分に交代した。

クラブでは厳しい立場の柴崎にとってリーグ戦3試合目の先発で、本職ではない左サイドでのプレーを強いられたが、DFラインの裏への飛び出しから先制点を演出するなど、新たな活路を見いだす試合となった。