ブックメーカー「PaddyPower」は、ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(27)がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するオッズを大幅に下げたと、3日付のマンチェスター・イブニング・ニュースが報じた。

同ブックメーカーは、1月の移籍市場でクリバリがマンチェスターUへ移籍する可能性が高まったとして、倍率を31倍から6倍に下げたという。

夏の移籍市場でセンターバックの補強を目指していたマンチェスターUは、トットナムのベルギー代表DFアルデルウェイレルトと、レスターに所属するイングランド代表DFマグワイアの獲得に失敗していた。だが、ここに来てクリバリの獲得報道が過熱。同選手がサポーターから人種差別発言を受けて移籍を考えていると報じられていた。

クリバリは人種差別発言を受けた後に、マンチェスターUのMFポグバから激励のメッセージを受け取っており、ポグバに対して「すぐに会おう」と話したという。

マンチェスターUはクリバリを獲得するに莫大(ばくだい)な移籍金をナポリに支払わなければならない。もし、獲得できるのであればDFバイリーを放出して得る資金を当てる予定だと伝えた。