ACミランの幹部を務めているマルディーニ氏は、加入後公式戦6試合5得点のポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(23)を、クラブの名選手シェフチェンコと比較し「まだまだ努力が必要だ」と話した。17日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

1月にACミランに加入したピュンテクは、16日のアタランタ戦で2得点を挙げてデビュー以降、公式戦5試合6得点となった。試合後に「自分の力を信じているけど、今はそれ以上のものを出せている。6試合で5ゴールできたのは、すごいことだね」と謙遜した。名門クラブだが「このミランは家族のようなものだし、ガットゥーゾ監督はまさにレジェンドだ」と話した。

ACミラン加入前のジェノア時代を含めると、今季リーグ戦23試合17得点。母国からセリエA1年目で驚異的な結果を残している。だが、マルディーニ氏は「シェフチェンコに勝る選手は生まれないだろう」と、ACミランで活躍した名プレーヤーの名前を出し「ピョンテクが彼に近づこうとするには、まだまだ努力しなければならない」と、現段階では遠く及ばないと話した。だが「ピョンテクはハングリー精神を持って常に攻撃していく選手」と、サッカーに対する姿勢を評価し、今後の成長を期待した。