アラベスの日本代表MF乾貴士(30)は、1-1で引き分けたホームでの古巣エイバル戦に移籍後初のフル出場を果たし、2試合連続得点を記録した。

0-0で迎えた後半13分、相手CKのこぼれ球を拾いカウンターを仕掛ける。すかさず前を走っていたMFジョニーにパスを出して、自身もゴール前までダッシュ。右サイドに流れたジョニーのパスをペナルティーエリア内右でボールを受け、クロスを出すそぶりのキックフェイントで相手GKを倒して、がら空きになったゴールに右足で流し込んだ。

3月2日に行われた前節のビリャレアル戦に続き、2試合連続得点で今季2得点目。2戦連発は、この日対戦したエイバル時代の17年12月16日バレンシア戦(1得点)と、同21日ジローナ戦(2得点)以来、スペインでは2度目の達成となった。試合はその後に追い付かれ、1-1で引き分けた。