セルビア1部のパルチザンは3日、アーセナルからFW浅野拓磨(24)が加入したと発表した。公式サイトが、金髪の浅野の写真とともに、背番号が11に決まったことなどを伝えている。

浅野は「パルチザンに加入できて、とてもうれしい。ベストを尽くして、皆さんを喜ばせたい」などとコメントしている。

日本代表歴もある浅野は、広島から16年夏にアーセナルに移籍。しかしアーセナルでプレーすることのないまま、期限付き移籍でシュツットガルト、ハノーバーでプレーしてきた。

パルチザンはセルビアの強豪で、今季は欧州リーグの予選にも出場している。ミロシェビッチ監督は旧ユーゴ代表で、98年W杯フランス大会では、元名古屋監督のストイコビッチらとともに、同国代表でプレーした。

日本の快足FWを名門アーセナルから手に入れた指揮官は「我々はタクマに多くのことを期待している」とコメント。

登録手続きなどが順調に進めば8日の欧州リーグの予選マラティヤスポル戦で、いきなり新天地デビューする可能性もある。