MF長谷部誠(35)MF鎌田大地(23)が所属するフランクフルトはアウェーでフライブルクに0-1で敗れた。鎌田はトップ下でスタメン出場した。

前半序盤はなかなかボールに触れないでいたが、徐々にスペースでパスを受けられるようになる。35分、相手CKからのクリアボールを右足アウトサイドでダイレクトにソウへつなぎカウンターチャンスを演出。37分、ドゥルムからの縦パスをうまく引き出して右サイドを突破。1人少なくなった後半は中盤で守備バランスに気をつけながらチャンスをつくった。

後半22分、ガチノビッチと交代。後半32分、フライブルクのFWペテルセンに決勝点となる先制ゴールを決められ、試合は敗れた。

以下鎌田の一問一答。

-今日の試合を振り返って

鎌田 今日はうちも退場者を出してたし、熱くなったりするような試合展開だったし。ああなってもおかしくないような感じだと思ってましたね。

-10人になって厳しくなった?

鎌田 11対11の時はチームとしても良い手応えというか、僕自身も普通にやれば勝てるだろうと思っていたところで…まあ45分間10人というのは難しい、どこでも10対11は難しいと思うし…でもうちも10人でうまく守りながらカウンターも出来ていて勝ち点1は持って帰れてもおかしくない試合だったので。すごいもったいない試合というか、残念ですね。

-アウェー勝てない試合が続くが、ホームと違うと感じるところは?

鎌田 うーん…今日の試合に関してはそんなに、結果的に勝てなかったですけど、退場者を出したところが痛かったなと思うし、それ以外は、相手も勢いに乗って前から来て押され気味のところで耐えきれないで失点しちゃったりだとか。ゼロで試合を進めていかないといけないと思いますけど、そういう部分で先に失点してしまったりすることが多いのかなと思いますけど。

-自分自身のパフォーマンスについては?

鎌田 今日は感覚的に前半とかも悪くなかったし、だんだん前半の終わりになるにつれてボールも触れるようになってきた。後半になったらチャンスが来ると思っていたんですけど、最後に退場しちゃったんで。退場してチームとしても僕も簡単じゃないものになりました。

-次の試合までには時間も空きます

鎌田 そうですね。今月が上位対決で難しい月だったので、ここからは下位というか、自分たちよりも順位が下のチームとあと6試合くらいやっていくので、うまく勝ち点を重ねていけばまた上位にも行けるので。今後も大事な試合が続くのかなと思います。(中野吉之伴通信員)