Rマドリードは本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ」で、パリサンジェルマンに2点差を追いつかれ引き分けに終わったものの、決勝トーナメント進出を決めた。

前半17分にベンゼマが左ポストのはね返りを右足で押し込み先制点を挙げると、後半34分にふたたびベンゼマがDFマルセロの左クロスを頭で合わせて2-0とした。しかし、2分後に相手FWエムバペに決められて1点差とされると、同38分には相手MFサラビアにも決められ、試合終盤に追いつかれた。

2勝2分け1敗の勝ち点8点で終えたが、3位クラブ・ブリュージュも引き分けて同3点に終わったことで、1試合を残して決勝トーナメント進出が確定した。対戦相手のパリサンジェルマンは首位での突破を決めた。

ジダン監督は2位通過に「大事なのは次のラウンドに進むことだ。試合前に通過したことを分かっていたが、我々は素晴らしい試合をやった」とコメント。2点差を追いつかれたが「チームのすごい試合だったし、我々は成長し続けている。試合に満足しなければならない。結果については満足することはできないが問題ない。我々が80~85分間、やったことには満足する必要がある」と話した。(高橋智行通信員)