フランス代表FWウスマン・デンベレ(22)のケガが長期に及ぶとスペインサッカー連盟に認められた場合を考慮し、バルセロナは新たなFW獲得を目指している。そんな中、アラベス所属のFWルーカス・ペレス(31)が最有力候補になっていると、スペイン紙アス電子版が7日に報じている。

デンベレは11日にフィンランドで手術を受ける予定になっており、バルセロナはその代役を探している。そして現在、獲得候補にヘタフェのFWアンヘル(32、今季13得点)、アラベスのルーカス・ペレス(今季8得点)、2部ジローナのFWストゥアーニ(33、今季20得点)が挙がっているとのこと。

アンヘルの契約解除金は1000万ユーロ(約12億円)、ストゥアーニは2500万ユーロ(約30億円)、ルーカス・ペレスは2000万ユーロ(約24億円)に設定されているが、この中でルーカス・ペレスが獲得の最有力候補になっている理由は、ヘタフェ、ジローナが値下げに応じない一方、アラベスは契約解除金の値下げ交渉に応じる可能性があるためであるとのことだ。

バルセロナは国王杯準々決勝で決定力不足を露呈してビルバオに敗れたこともあり、早急のFW補強が必要となっている。(高橋智行通信員)