マジョルカMF久保建英が6試合ぶりに先発してフル出場を果たし、今季2得点目を挙げるなど1ゴール1アシストで全得点に絡む活躍をした。チームはアウェーで3-3で引き分けた。

右サイドに入った久保は前半16分、ドリブルで中央へ切れ込み左足シュートを放ったが直近のDFにはじかれた。しかし、こぼれ球をFWクチョ・エルナンデスが左足ボレーを鮮やかに決め先制点を演出。1-1の同点となった同27分にはペナルティーエリア左へ走り込んでクチョ・エルナンデスのヒールパスを受け、深い位置からマイナスのラストパスを送り、FWブディミールの勝ち越しゴールをアシストした。

さらに2-3と勝ち越しを許した後半25分には中盤でルーズボールを拾い、相手DFをドリブルでかわしてペナルティーエリア右へ進入。またぎフェイントから右足で対峙する相手DFの股を抜くシュートを放つと、ボールは相手GKが飛びついた右手をはじいてゴールネットを揺らす同点ゴールとなった。久保のゴールは昨年11月10日のビリャレアル戦以来。

マジョルカは6勝4分け15敗の勝ち点22で、暫定で降格圏を脱出し17位に浮上した。