イングランド・プレミアリーグのトットナムを指揮するモウリーニョ監督(57)がロックダウン(都市封鎖)中に複数選手と英ロンドンの公園で練習したと7日、英ミラー紙に報じられた。

新型コロナウイルスの拡大防止のため、英政府から厳しい外出禁止の指示が出されているが、トットナムのトレーニングウエアを着用した同監督がDFサンチェス、DFオーリエ、MFセセニョン、MFヌドンベレの4選手をロンドン北部の公園施設でフィットネストレーニングを積んでいる映像や画像が一般市民によってアップされた。

英政府は3月から個人で1人1回運動することは許可している。しかし運動は個人、または家族のみという厳格な規則。また社会的距離を取るというルールがあるものの、同監督と選手たちはお互いに近距離で動いているように見える動画だったという。これがロックダウンのガイドラインを無視しているのではないかと指摘されている。

トットナムの広報は「我々の選手すべてが屋外に出る時、社会的距離を保つことを分かっています。このメッセージを引き続き、強化していきます」とコメントしている。