3月中旬から中断していたデンマーク1部リーグのスーペルリーガが28日、再開された。

オーフスで行われたAGFとレンジャーズの一戦は無観客で行われたが、ピッチ周辺にはテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」に参加した何千人ものサポーターの姿が映し出され、クラブのシャツを着てタオルマフラーを首にかけた家族がリビングルームから応援する姿も見られた。この世界初の「仮想スタンド」と実際のスタンドに設置された段ボールの観客が試合を盛り上げ、ホームのAGFは後半ロスタイムの劇的ゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。

リーグ首位のミッティランは30日のホーセンス戦で、少なくとも2000人がスタジアム駐車場の巨大スクリーンから試合を観戦できる「ドライブイン」を計画。車内のファンの映像はスタジアム内に映し出されるという。(AP)