バルセロナに退団の意向を告げたリオネル・メッシ(33)について、新たにユベントスが獲得を望んでいると、28日にスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が報じた。

同紙はフランス紙レキップを引用し、マンチェスター・シティー、インテル・ミラノ、パリ・サンジェルマンが獲得に興味を示す中、ユベントスがメッシの父親ホルヘ・メッシ氏に探りを入れた可能性があると伝えている。

ユベントスはメッシが退団の希望を明らかにした後、その動向を注意深く追っており、契約の可能性、長く欧州サッカー界を支配してきたクリスティアーノ・ロナウドとの夢のコンビ結成の可能性を探し求めているとのことである。数シーズン前は全く想像することができないものだったが、今現在はそれが不可能だと完全否定できる者はいなくなっている。

現時点でユベントスは具体的な動きを見せてはおらず、その動向を追い、メッシの父親に探りを入れている段階であるものの、今後はメッシ獲得に向けて説得に入る可能性があると推測されている。

またイタリアにはイングランドやフランスには存在しない税制上の優遇措置があるとのこと。それは大金が動くと予想されるオペレーションの中、ユベントスにとって大きなアドバンテージになるかもしれない。(高橋智行通信員)