イングランド・プレミアリーグは12日から開幕し、前年覇者リバプールは今季昇格のリーズと激突する。

プレシーズン2戦で2発1アシストと活躍したFW南野拓実(25)が地元メディアから注目されている。英紙デーリー・ミラーは開幕特集で「南野は時間がかかったが、信頼を得た。チームに新鮮な弾みをつけるには南野に注目すべき」とキーマンの1人に挙げた。

地元紙リバプール・エコーは南野がサラー、フィルミノ、マネの強力3トップと共存する「1・5列目」を理想形と報じた。5日のブラックプール戦はフィルミノの後方で動いてポジションを入れ替え、1得点1アシスト。同紙は「機能すれば相手守備はかなり困難だ」と解説した。昨季優勝時、南野は「ここで何も示していない。いずれ自分がチームに貢献して優勝をまた味わえれば良い」と見据えた通り、南野のシーズンになる予感は十分だ。