古豪ボタフォゴのMF本田圭佑(34)が、全国選手権で初得点をマークした。前半29分、相手GKのミスキックを奪うと、左足でミドルシュートをファーサイドからループ気味にゴールを奪った。

ブルーノ・ラザロニ監督は「本田は非常にプロの選手であり、チームで(新加入の)FWカルーら他選手を助けることができる」と絶賛した。本田の先制点などでボタフォゴは今季初となる全国選手権2連勝を飾り、13位に浮上した。

スポルチ戦では他MFの欠場もあり、本田が通常のボランチではなく、より攻撃的なMFとしての役割を担った。ラザロニ監督は「本田は以前からこの役割でプレーしているので、今回の起用を決めた。攻撃と守備の両面でサポートしていた」と本田のパフォーマンスに感謝。現地メディアの採点でも本田はMFカイオ・アレクサンドルらと並ぶチームトップの8・0点となり「中盤で攻撃を指揮し、美しいゴールを決めた」と高い評価を受けていた。