グループBの1組で、ノルウェーがFWハーランド(ドルトムント)のハットトリックなどでルーマニアを4-0で下し、勝ち点を6に伸ばした。

20歳のハーランドは、前半13分に21歳のMFウーデゴール(レアル・マドリード)のセンターサークル内からの見事なロングスルーパスに抜け出して左足で先制。2-0とした後半19分にも同じくウーデゴールのラストパスに左足で合わせて追加点を挙げた。後半29分にも左足で豪快に突き刺してハットトリックを達成。大会3試合目の出場で得点ランク首位の6得点とした。ウーデゴールは今大会初出場で2アシストを記録した。

ノルウェーサッカー協会によると、ハーランドは「私たちはまだ若く、これからさらに良くなるはず」と話し、ウーデゴールも「ハーランドとプレーするのは楽しい」とコメントした。 ノルウェーは2021年欧州選手権の本大会出場を懸けた予選プレーオフ準決勝でセルビアに敗れ、本戦出場を逃したが、20歳のストライカーと21歳の「背番号10」への注目度はさらに高まった。