サラゴサを退団した香川真司(31)に、ギリシャのPAOKテッサロニキなど複数のクラブからオファーが届いていると、13日にサラゴサの地元紙エル・ペリオディコ・デ・アラゴン電子版が報じている。

同紙によると、今季の欧州リーグ出場権を持つPAOKテッサロニキからのオファーは魅力的なものであるとのことだが、香川はスペインでのプレー継続を希望しているため、決断を下していないとのこと。

同様に、ドイツのクラブ(詳細不明)からオファーが届いているほか、スペイン2部のサバデル、テネリフェ、アルバセテからも興味を持たれているが、現時点ではどのオファーも受け入れていないと同紙は伝えている。

香川は契約解除後、サラゴサで個人トレーニングを継続中。また他クラブと契約した場合を除き、今季年俸として受け取る予定だった約50万ユーロ(約6250万円)がサラゴサから支払われるという。一方、他クラブと契約を結んだ場合、年俸の不足分がサラゴサから支払われることになる。

エル・ペリオディコ・デ・アラゴン紙は香川が近々、何らかの回答を出すと伝えている。

(高橋智行通信員)