バルセロナが、10月31日のスペイン1部リーグ第8節でアラベスとアウェーで対戦して1-1で引き分け、リーグ戦4戦未勝利が続いている。試合後、ロナルド・クーマン監督が記者会見に出席した模様をスペイン各紙が伝えている。

その際、クーマン監督はアラベス戦について「前線のパフォーマンスを心配している。それは選手たちの姿勢や集中力のせいではなく、決定力の問題だ。そのことはすでにユベントス戦で起こっていたし、今日もそうだった。さらに我々はアラベスにゴールをプレゼントしてしまった。あんなにも多く失敗したことを受け入れるわけにはいかない」と率直に語った。

ハーフタイムに3選手を交代した理由については「私は前半、満足していなかったし、カードをもらっていた選手もいたので3選手を交代したんだ」と説明した。

4戦連続未勝利となっているリーグ戦の悪い流れについては、「ここ4試合でわずか勝ち点2しか獲得できていないことは間違いなく心配だ。勝ち点数が少ないことでパフォーマンスを批判されるかもしれないが、プレーは十分許容できるものだったと思う。もしチャンスを作れていなければもっと心配だ。でもゴール面でもっとパフォーマンスを上げる必要がある」と答えていた。

バルセロナは今季ここまでリーグ戦6試合を戦い2勝2分け2敗の勝ち点8で暫定12位。そして直近のリーグ戦4試合、セビリアと1-1、ヘタフェに0-1、レアル・マドリードに1-3、そしてアラベス相手に1-1となっており、その成績は0勝2分け2敗と勝利がない。(高橋智行通信員)